飲食店HACCP 4-手順⑨定期的な妥当性確認

 HACCPプランが有効に運営されているか検証する必要があります。

 PLAN (計画) → DO(実施) → CHECK(検証) → ACTION(行動・見直し) のサイクルでシステムを改善します。

3ヶ月に1回などと決めて、検証を行い、その結果をHACCPプランに反映させスパイラルアップしていきます。

PD
AC

普段の業務が忙しい中で、定期的に時間を設けることはなかなか難しいですが、管理として重要ですので運用担当者は責任をもって行わなければなりません。

 「ステップ⑦継続的な検証」と何が違うのかと聞かれることがありますが、ここでは例えば新メニューの追加や新設備に対応できているかなど、または、検証頻度や全体的な妥当性を確認します。

 システムは厳しくするだけでなく、管理の無駄(例えば過剰な検証頻度)などは理論に基づいて削減することも考えられます。

システムの効率化と定着を図ってHACCPシステムの有効性を高めていきます。

 なお、当事務所ではHACCP文書の作成だけでなく、外部の専門家として検証、その他運用に関することも対応しておりますので、是非ご相談ください。

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