ここでは違反の種類ごとの罰則が定められています。これは併科されることもあります。

（１）

懲役３年以下/罰金３００万円以下

　表示基準に関する命令に違反した者

---

（２）

懲役２年以下/罰金２００万円以下

　品表示基準に従った表示がされていない食品を販売

　原産地について虚偽の表示がされた食品を販売（併科なし）

懲役１年以下/罰金１００万円以下

　内閣総理大臣の指示に従わない者（併科なし）

---

（３）

罰金５０万円以下

　必要となる報告、物件の提出の拒否、妨害、虚偽の報告や物件の提出など

---

（４）

法人への罰金

　法人等が違反を行った場合、それを行った本人に対しては以上の罰金が適用されるほか、その法人等の代表等には別途以下の罰金が科されます。
上の（１）に対して　⇨　３億円以下の罰金
上の（２）に対して　⇨　１億円以下の罰金
上の（３）に対して　⇨　５０万円以下の罰金

また、農林水産消費安全技術センターの場合はその役員に、２０万円以下の過料があります。