飲食店HACCP 導入のメリット、デメリット

 まず、デメリットは特にありませんが、形だけ採用して、うまく定着しなかった場合はそれまで投入した資本(ヒト、モノ、カネ)が無駄になってしまう可能性があります。

そのため、必ず運用を定着させ、成功させなければなりません。

 導入に当たっては投資費用が気になりますが、ハード面の改善はまずソフト面で対応ができなかった場合に検討すればよく、その際には費用対効果が気になりますが、投資回収されることは多くみられます。

メリットとしていくつか考えられるものは次の通りです。

項目効果
お客様の信頼性獲得⇨お客様のリピート率向上につながります。
昔は「キタナウマイ」という言葉もありましたが、令和では「キレイでウマイ」が常識です。
経営基盤の安定化 ⇨食中毒リスクから解放され、本来の業務であるサービス向上に集中できます。
無駄の排除による効率化⇨過剰な管理や動線が改善され、また廃棄品が削減されるなど、コスト面でのメリットを享受できます。
従業員の意識向上⇨モラール(士気)が向上し、活気が出てきます。
社会的責任⇨上記の結果、CSR、SDGs、ESG、サステナブルなどのキーワードに当然に対応するものと考えられます。そして、HACCPの考えを取り入れることは義務になっています。

ぜひ、HACCPの定着とスパイラルアップを目指していただきたいと思います。

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